理念・理事入会案内

理念
 口は呼吸をしたり、食べ物や飲み物を摂取できるようにつくられた基本的な生命維持のための器官です。私たち人間にとっては、口はこうした生命維持機能に加えて、心理学的に意味のある器官といえます。
 たとえば、私たちは食べ物を摂取することを楽しむ文化を持っています。また、私たちは言葉を形成してお互いに話をしますが、これは舌や唇など口を構成する要素のはたらきで可能になります。
さらに、「モナリザ」や「最後の晩餐」を描いたレオナルド・ダビンチのような偉大な画家は、表情を精緻に描くことで、描こうとする対象の意思や魂を表現しました。唇、頬などの顔を構成する筋肉や顎はすべて、私たちが言葉を使わずに自分の感情を相手に伝えるときに重要な役割を果たすのです。
 顔は個人を代表するものであり、個人が自己の尊厳を意識し、確認する上で重要な意味を持っています。したがって私たちが、口や顔に関わる「専門的」知識を社会に広く浸透させることによって、人々のQOLの向上に貢献すると考えます。
 現在、健康な口や顔の育成・維持から障害の治療や高齢者の介護にいたるまで、口の健康科学(オーラルヘルスサイエンス)への社会的要請は多様なものとなってきています。これに応じた先進技術の開発や臨床への適用も各分野で展開されていますが、公正で高度な質的保証を伴わなければ社会の信頼は得られません。
 そのためには、「口」の健康とその障害治療に携わる専門職者のみならず、「顔」の医療や情報および審美・美容の専門職者の協働のもとで、科学的根拠にもとづく先端的な情報や技術を総合的に評価・提供することで、「口」と「顔」についての理解を推進していくことが必要です。このような取り組みは、国内のみならず国際的な交流と連携を行なうことでさらに活動の意義が広く認識されていきます。
 「口に関連する顔の健康づくりフォーラム The Mouth and Face Forum」は顔と口のさまざまなはたらきや役割について考え、人々のQOLの向上への貢献を目指します。


平成18年8月9日認証
口に関連する顔の健康づくりフォーラム
理事長  和田 健


 

目的
 この法人は口に関連する顔の健康づくりに関する科学的知識の普及、医学的エビデンス情報の提供および先進医療技術の評価・提供等に関する事業を行うことにより、「安全で良質な口に関連する顔の健康づくり」への社会的信頼の確立、高度専門職業人の育成支援、国際的な貢献に寄与することを目的としています。



事業内容
● 口に関連する顔の健康づくりについての講演会・セミナー等の開催
● 口に関連する顔の健康づくりについての情報発信
● 口に関連する顔の健康づくりに携わる高度専門職業人の育成支援
● 口に関連する顔の健康づくりについての国際医療支援
● 口に関連する顔の健康づくりについての出版物等の発行
● その他、目的達成のために必要な事業